米国株式相場はまちまち。
ダウ平均は225.92ドル安の26313.65ドル、ナスダックは44.87ポイント高の10587.81ポイントで取引を終了した。
商務省が発表した4−6月期の国内総生産(GDP)速報値が過去最大の落ち込みとなったほか、週次失業保険申請数も2週連続で増加したため回復ペースの鈍化懸念で大きく下落して寄り付いた。
主要企業決算が予想を上回ったことが好感されており、引け後に決算の発表を控えた主要ハイテク株が上昇に転じると、下げ幅を縮小。
セクター別では、エネルギー、自動車・自動車部品が下落した一方、半導体・同製造装置は上昇した。
貨物運送のユナイテッド・パーセル・サービス(UPS)や消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(PG)は予想を上回った決算が好感され上昇。
半導体メーカーのクオルコム(QCOM)は第3四半期決算が予想を上回ったほか、中国の通信機器メーカー華為技術(ファーウェイ)との新たなライセンス契約を発表し急伸した。
一方、金利の低下を受けて大手銀のJPモルガン(JPM)、大手金融モルガンスタンレー(MS)は下落。
追加財政を巡り、共和党は失業保険補助で週200ドルで延長する案を提示したが民主党は却下、交渉は依然難航している。
Horiko Capital Management LLC