8日の日本株市場は、買い先行の展開になろう。
注目されていた米雇用統計は、農業分野以外の就業者数は前月比25.5万人増えて、市場予想(18万人)を大きく上回り、労働市場の改善傾向を裏付ける形となった。
これを好感してNYダウは191ドル高と3ケタの上昇に。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比で200円高となっている。
ただ、今週は決算発表がピークを迎える。
1000社を超える発表が控えており、基本的には様子見ムードの強い相場展開になるだろう。
先週の動きをみても、好業績銘柄への資金流入はみられていたが、一部の銘柄に集中しやすい状況である。
寄付きで織り込まれ、短期筋の資金回転が利きづらい状況でもあり、決算を手掛かりとした日替わり物色にとどまる。
それよりも、市場は午後の日銀のETF買い入れに引き続き関心が向かいやすい。
日銀の買い入れ額は増額認可直後の3日こそ、前回と同じ347億円だった。
インパクトが限られるとの見方もあってか当日はやや失望に近い動きをみせていた。
しかし、翌日に2倍の700億円超を買い入れたことから、今後は買い入れの頻度に関心が集まる。
TOPIXがプラス圏で推移している中でも買い入れが行われる状況ともなれば、売り方の買い戻しが意識されやすく、相場の押し上げ要因になる。
実際に入らなくとも、いつ入るかが分からない状況のなか、16000円から下は売り込めない。
一方で、弱含みの局面においては、押し目買い意欲が相当強まることになりそうだ。
米雇用統計を受けて米利上げ観測が高まりそうだが、円相場は辛うじて1ドル102円台に乗せたところである。
円安基調も期待しづらいなか、関心は日銀のETF買い入れに集中する。
注目されていた米雇用統計は、農業分野以外の就業者数は前月比25.5万人増えて、市場予想(18万人)を大きく上回り、労働市場の改善傾向を裏付ける形となった。
これを好感してNYダウは191ドル高と3ケタの上昇に。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比で200円高となっている。
ただ、今週は決算発表がピークを迎える。
1000社を超える発表が控えており、基本的には様子見ムードの強い相場展開になるだろう。
先週の動きをみても、好業績銘柄への資金流入はみられていたが、一部の銘柄に集中しやすい状況である。
寄付きで織り込まれ、短期筋の資金回転が利きづらい状況でもあり、決算を手掛かりとした日替わり物色にとどまる。
それよりも、市場は午後の日銀のETF買い入れに引き続き関心が向かいやすい。
日銀の買い入れ額は増額認可直後の3日こそ、前回と同じ347億円だった。
インパクトが限られるとの見方もあってか当日はやや失望に近い動きをみせていた。
しかし、翌日に2倍の700億円超を買い入れたことから、今後は買い入れの頻度に関心が集まる。
TOPIXがプラス圏で推移している中でも買い入れが行われる状況ともなれば、売り方の買い戻しが意識されやすく、相場の押し上げ要因になる。
実際に入らなくとも、いつ入るかが分からない状況のなか、16000円から下は売り込めない。
一方で、弱含みの局面においては、押し目買い意欲が相当強まることになりそうだ。
米雇用統計を受けて米利上げ観測が高まりそうだが、円相場は辛うじて1ドル102円台に乗せたところである。
円安基調も期待しづらいなか、関心は日銀のETF買い入れに集中する。