皆さん、こんにちは。
フィスコマーケットレポーター三井智映子の気になるレポートです。
今日は天然ゴム市場についての松永総研のレポートをご紹介します。
レポートでは、足元の値動きについて、先週末からのリスクオフの流れを嫌気して6月3日の東京ゴムRSS3の先限が売られていると分析しています。
また、先週末のタイ・バンコクのRSS3現物価格について『6営業日連続で年初来高値を更新すると共に過去14営業日中10営業日で年初来高値を更新しました』と伝えており、『輸入採算価格を大きく下回ると、値ごろ買いも一考かもしれません』と考察しています。
天然ゴム生産については、『中国南部の雲南省では、一時から比べると天候が回復しましたが、長引く干ばつ被害による天然ゴム生産があまり回復していないようです』とのことで、『北京市、河北省、陝西省、四川省などの森林火災リスクレベルが高止まりしております。
河北省は小豆産地でもあり、それを受けて東京小豆が過去30年間の最高値水準まで高騰しております。
中国では、南部以外にも東部でも干ばつ被害が拡大しており、中国産トウモロコシや中国産大豆などへの干ばつ被害も報告されております』と伝えています。
さらに、『今後もエルニーニョ現象による異常気象が拡大する可能性も高そう』とのことで、『天候悪化に反応しやすい東京ゴムや東京トウモロコシ、東京一般大豆、東京小豆などの銘柄への値ごろ売りは避けるべきかもしれません』と示唆しています。
参考にしてみてください。
上記の詳細コメントは、ブログ「松永総研~北浜の虎と呼ばれた男~」の6月3日付「天然ゴム市場」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。
フィスコマーケットレポーター 三井智映子