米国株式相場は上昇。
ダウ平均は6.58ドル高の26157.16、ナスダックは54.97ポイント高の7964.24で取引を終了した。
3月消費者物価指数(食品とエネルギー除く)が予想を下振れ、利上げ凍結が長期化するとの見方から買いが先行したものの日中は小動き。
注目のFOMC議事録では、米国や世界経済の先行き不透明感やインフレ圧力の緩和を受けて、大半の当局者が年内利上げを見送る方針を支持したことが示され、引けにかけて緩やか上昇する展開となった。
セクター別では自動車・自動車部品や半導体・半導体製造装置が上昇する一方で、公益事業や資本財が下落した。
衣料品のリーバイ・ストラウス(LEVI)は、3月の再上場後初となる決算発表が好感され上昇。
格安航空会社ジェットブルー(JBLU)は、3月の利用客が約8%増加し堅調推移。
航空大手のデルタ航空(DAL)は、決算内容が予想を上振れ買われた。
先月末にニューヨーク証券取引所に上場した配車サービス大手リフト(LYFT)は、明日にも同業ウーバーが新規株式公開(IPO)するとの報道を受け大幅下落。
航空機メーカーのボーイング(BA)は、欧州連合(EU)が米国による同社への補助金に対して報復関税を準備していることが報じられ軟調推移となった。
米上院の超党派議員団が、電気自動車(EV)購入に対する税額控除を拡大する提案を提出した。
法制化されれば、テスラ(TSLA)に追い風となると見られる。
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