■NY株式:ダウは103ドル高、原油価格反発で安心感
NYダウ ナスダック
終値 :17368.50 終値 :4952.23
前日比:+103.29 前日比:+18.76
始値 :17277.11 始値 :4932.61
高値 :17378.02 高値 :4953.60
安値 :17138.47 安値 :4871.59
14日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は103.29ドル高の17368.50、ナスダックは18.76ポイント高の4952.23で取引を終了した。
ハイイールド(ジャンク)債市場への懸念や原油先物価格が35ドルを割り込んだことで昼にかけてダウは一時100ドル以上下げる場面もあった。
しかし午後になって原油価格が上昇に転じたことで下げ幅を縮小した。
FOMC(連邦公開市場委員会)を前に様子見ムードとなっており、前日終値を挟んで揉み合う展開となったが、引けにかけては上昇して引けた。
セクター別では、ソフトウェア・サービスや小売が上昇する一方で素材やテクノロジー・ハード・機器が下落した。
先日デュポン(DD)との合併を発表したダウ・ケミカル(DOW)は、アクティビストとして知られるダニエル・ローブ氏率いる投資ファンドのサードポイントが、リベリスCEOの退任を求めているとの報道を受け下落。
携帯端末のアップル(AAPL)は、モルガン・スタンレーが2016年のiPhone販売台数予想と目標株価を引き下げたことで下落。
アクションカメラのゴープロ(GPRO)もアナリストの投資判断引き下げで急落となった。
一方で温室効果ガス削減を目標とするパリ協定(COP21)が採択されたことで、ソーラーシティ(SCTY)やサンパワー(SPWR)など太陽光発電関連が買われた。
ハイイールド債を組み入れた上場投信(ETF)に売りが広がっている。
ETFは流動性が高く常時売買できる一方で、組み入れているハイイールド債の流動性は低いという構造上の問題が顕在化した形になっている。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は121円01銭、NY原油35ドル割れで警戒感強まりリスクオフ 14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円35銭まで下落後、121円03銭まで上昇して121円01銭で引けた。
NY原油先物が時間外取引で2009年2月来で初めて35ドルを割り込んだため警戒感が高まり、リスク回避の円買いが加速した。
その後、原油価格や米国株式相場の回復に連れてドル買い、円売りが再開した。
ユーロ・ドルは、1.0964ドルから1.1048ドルまで上昇して1.0994ドルで引けた。
予想を上回ったユーロ圏10月鉱工業生産指数を好感したユーロ買いが優勢となった。
ユーロ・円は、132円44銭から133円23銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.5108ドルから1.5162ドルまで上昇。
ドル・スイスは、0.9789フランへ下落後、0.9865フランへ上昇した。
■NY原油:反発で36.31ドル、売り先行後、買い戻しに転じ36ドル台回復 NY原油は反発(NYMEX原油1月限終値:36.31↑0.69)。
35.08ドルを安値に、36.70ドルまで上昇した。
イランが欧米による経済制裁の解除後に原油輸出を拡大する方針を改めて強調したとされ、世界的な供給過剰感からの売りが当初先行(NY通常取引開始前には一時34.53ドルまで下落)。
しかし、中盤辺りから買い戻しに転換した。
6年超ぶりの安値水準となり、いったん値ごろ感からの買いが入ったとの見方。
また、40年に及ぶ米国の原油禁輸措置の解除に向け、上院での審議が煮詰まりつつあるとの観測が、買いにつながったとの見方も。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 16.81ドル +0.080ドル(+0.48%) モルガン・スタンレー(MS) 31.88ドル -0.200ドル(-0.62%) ゴールドマン・サックス(GS)176.28ドル -0.280ドル(-0.16%) インテル(INTC) 34.47ドル +0.200ドル(+0.58%) アップル(AAPL) 112.48ドル -0.700ドル(-0.62%) グーグル(GOOG) 747.77ドル +8.900ドル(+1.20%) フェイスブック(FB) 104.66ドル +2.540ドル(+2.49%) キャタピラー(CAT) 66.12ドル +0.690ドル(+1.05%) アルコア(AA) 9.00ドル +0.140ドル(+1.58%) ウォルマート(WMT) 60.38ドル +1.030ドル(+1.74%) スプリント(S) 3.51ドル -0.135ドル(-3.70%)
ダウ平均は103.29ドル高の17368.50、ナスダックは18.76ポイント高の4952.23で取引を終了した。
ハイイールド(ジャンク)債市場への懸念や原油先物価格が35ドルを割り込んだことで昼にかけてダウは一時100ドル以上下げる場面もあった。
しかし午後になって原油価格が上昇に転じたことで下げ幅を縮小した。
FOMC(連邦公開市場委員会)を前に様子見ムードとなっており、前日終値を挟んで揉み合う展開となったが、引けにかけては上昇して引けた。
セクター別では、ソフトウェア・サービスや小売が上昇する一方で素材やテクノロジー・ハード・機器が下落した。
先日デュポン(DD)との合併を発表したダウ・ケミカル(DOW)は、アクティビストとして知られるダニエル・ローブ氏率いる投資ファンドのサードポイントが、リベリスCEOの退任を求めているとの報道を受け下落。
携帯端末のアップル(AAPL)は、モルガン・スタンレーが2016年のiPhone販売台数予想と目標株価を引き下げたことで下落。
アクションカメラのゴープロ(GPRO)もアナリストの投資判断引き下げで急落となった。
一方で温室効果ガス削減を目標とするパリ協定(COP21)が採択されたことで、ソーラーシティ(SCTY)やサンパワー(SPWR)など太陽光発電関連が買われた。
ハイイールド債を組み入れた上場投信(ETF)に売りが広がっている。
ETFは流動性が高く常時売買できる一方で、組み入れているハイイールド債の流動性は低いという構造上の問題が顕在化した形になっている。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は121円01銭、NY原油35ドル割れで警戒感強まりリスクオフ 14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円35銭まで下落後、121円03銭まで上昇して121円01銭で引けた。
NY原油先物が時間外取引で2009年2月来で初めて35ドルを割り込んだため警戒感が高まり、リスク回避の円買いが加速した。
その後、原油価格や米国株式相場の回復に連れてドル買い、円売りが再開した。
ユーロ・ドルは、1.0964ドルから1.1048ドルまで上昇して1.0994ドルで引けた。
予想を上回ったユーロ圏10月鉱工業生産指数を好感したユーロ買いが優勢となった。
ユーロ・円は、132円44銭から133円23銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.5108ドルから1.5162ドルまで上昇。
ドル・スイスは、0.9789フランへ下落後、0.9865フランへ上昇した。
■NY原油:反発で36.31ドル、売り先行後、買い戻しに転じ36ドル台回復 NY原油は反発(NYMEX原油1月限終値:36.31↑0.69)。
35.08ドルを安値に、36.70ドルまで上昇した。
イランが欧米による経済制裁の解除後に原油輸出を拡大する方針を改めて強調したとされ、世界的な供給過剰感からの売りが当初先行(NY通常取引開始前には一時34.53ドルまで下落)。
しかし、中盤辺りから買い戻しに転換した。
6年超ぶりの安値水準となり、いったん値ごろ感からの買いが入ったとの見方。
また、40年に及ぶ米国の原油禁輸措置の解除に向け、上院での審議が煮詰まりつつあるとの観測が、買いにつながったとの見方も。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 16.81ドル +0.080ドル(+0.48%) モルガン・スタンレー(MS) 31.88ドル -0.200ドル(-0.62%) ゴールドマン・サックス(GS)176.28ドル -0.280ドル(-0.16%) インテル(INTC) 34.47ドル +0.200ドル(+0.58%) アップル(AAPL) 112.48ドル -0.700ドル(-0.62%) グーグル(GOOG) 747.77ドル +8.900ドル(+1.20%) フェイスブック(FB) 104.66ドル +2.540ドル(+2.49%) キャタピラー(CAT) 66.12ドル +0.690ドル(+1.05%) アルコア(AA) 9.00ドル +0.140ドル(+1.58%) ウォルマート(WMT) 60.38ドル +1.030ドル(+1.74%) スプリント(S) 3.51ドル -0.135ドル(-3.70%)