上海総合指数<.SSEC> 前営業日比 売買代金概算
前場終値 2845.705 1.622高 552.6億元(上海A株)
寄り付き 2846.311 2.228高
前営業日終値 2844.083 39.337安 1138.3億元(上海A株)
ハンセン指数<.HSI>
前場終値 22972.79 100.97安 289.9億香港ドル
寄り付き 23120.00 46.24高
前営業日終値 23073.76 218.04安 672.5億香港ドル
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[香港 13日 ロイター] 13日の香港株式市場は高寄り後下げに転じ、1カ月超
ぶりの安値水準で前場の取引を終えた。投資家が石油大手や本土系銀行株のポジションを
解消する動きが続いている。
中国人民銀行(中央銀行)は12日、商業銀行の預金準備率を50ベーシスポイント
(bp)引き上げた。預金準備率引き上げは今年4回目で、中銀の最優先課題がインフレ
の沈静化であることを示した。
ハンセン指数<.HSI>は100.97ポイント(0.44%)安の2万2972.79。
重要な下値支持線とみられる200日移動平均をわずかに上回っている。
ハンセン中国企業株指数(H株指数)<.HSCE>は65.37ポイント(0.51%)安
の1万2730.58。
個別銘柄では、石油大手の中国海洋石油(CNOOC)<0883.HK>が1.2%安、中国
石油天然ガス(ペトロチャイナ)<0857.HK>は1.5%安で、ハンセン指数にとって最大
の圧迫要因となった。
来月からハンセン指数の構成銘柄に新たに加わる恒安国際<1044.HK>は4.3%高と逆
行高だった。
上海市場は、前日比ほぼ横ばいで前場を終えた。中国工商銀行<601398.SS>が1.1%
高となるなど、預金準備率引き上げの影響が中小よりも軽微とみられる大手銀行株が相場
を支えている。
上海総合指数<.SSEC>は1.622ポイント(0.06%)高の2845.705。
不動産株が市場をアウトパフォームした。保利房地産<600048.SS>が1.1%高となっ
たほか、上海市場の不動産株指数<.SSEP>は0.8%高だった。