15日の日経平均は小幅に反落。
19.29円安の20387.79円(出来高概算17億株)で取引を終えた。
ギリシャ情勢への警戒から先週末の欧米市場が下げており、この影響から売り先行で始まった。
ただし、寄り付きにつけた20205.10円が安値となり、その後は下げ渋りをみせている。
大引け間際には20400円を回復する局面をみせており、底堅さが意識される相場展開だった。
とはいえ、今週は16、17日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催され、18、19日には日銀が政策委員会・金融政策決定会合を開く。
金融政策の行方を見極めたいとする模様眺めムードも強く、出来高は5月26日以来の20億株を下回っている。
押し目買い意欲の強さが意識されており、売りが先行する局面においては押し目拾いのスタンスといったところ。
しかし、出来高が膨らみづらい状況であり、指値状況が薄いなかでは、小さなエネルギーでも大きく振れやすい面はある。
先物市場と主力株の動向を見極めながらでの中小型株物色といったところであろう。