ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

原油落ち着くも米利上げに懐疑的な見方で中小型株物色へ

発行済 2016-02-04 08:32
更新済 2016-02-04 09:01
原油落ち着くも米利上げに懐疑的な見方で中小型株物色へ
 4日の日本株市場は、やや波乱含みの相場展開を余儀なくされそうだ。
3日の米国市場では原油相場の反発を受けて、NYダウは183ドル高となった。
しかし、1月の非製造業総合景況指数が2014年4月以来の低水準となったことが嫌気され、一時200ドル近く下げる場面もみられている。
また、為替市場ではドルが円やユーロなど主要通貨に対して急落し、一時1ドル117円台に突入している。
ダドリー米NY連銀総裁は、金融環境のひっ迫に懸念を表明したことを受けて、米利上げに懐疑的な見方が広がっている。
 シカゴ日経225先物清算値は大阪比160円安の17000円と、辛うじて節目はキープしている。
しかし、ダドリー総裁発言を受けたドル安が嫌気され、一時16620円まで急落している。
これにより、先週の日銀によるマイナス金利政策導入を評価した上昇部分を完全に打ち消しており、足元のリバランスに対する更なるリバランスの商いが、市場を混乱させよう。
 もっとも昨日の調整局面で既にセンチメントは悪化していたこともあり、狼狽売りが強まる流れにはならないだろう。
決算発表が本格化する中で積極的な売買は手控えられており、冷静さは保たれている。
反対に原油相場が反発をみせたことから、短期筋のショートカバーなども下支えとして機能しそうである。
 物色の流れは為替を睨みながらとなる中で、輸出関連は手掛けづらくなりそうだ。
また、先物主導によるインデックス売買に振らされ難い中小型株などへ個人主体の資金はシフトしやすいと考えられる。
中国化工集団は、スイスの農業化学大手シンジェンタを5兆円超で買収すると報じられている。
中国企業による欧米企業の買収としては史上最大規模となり、化学セクターには再編機運が高まりそうである。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます