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いったんリバウンドを意識するところ

発行済 2016-04-18 12:12
更新済 2016-04-18 16:00
いったんリバウンドを意識するところ
[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均; 16,344.09;-503.94 TOPIX;1,321.98;-39.42 [後場の投資戦略]  日経平均は25日線を割り込んで始まると、その後5日線を割り込んでいる。
寄り付き後早い段階で下げており、様子見姿勢の強い中を、インデックスに絡んだ商いで下げているとみられる。
原油相場の動向などは、週明けのNY市場を見極める必要があるため、値ごろ感からの押し目買いも入れづらいところである。
一目均衡表では雲の中での推移であるが、基準線を割り込み、雲下限までの調整をみせており、テクニカル面ではいったんリバウンドを意識するところであろう。
 また、震災によるサプライチェーンの影響を見極める必要がある反面、日銀の追加緩和期待が高まってきており、需給的にも売り込みづらくさせてくると考えられる。
日経平均の価格帯別出来高では15900-16100円で商いが積み上がっており、同水準が支持線として意識されてきそうである。
ここは押し目拾いのスタンスで対応か。
(村瀬 智一)

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