1248GMT 16日
ユーロ/ドル
ドル/円
ユーロ/円
19日終値 前営業日終値
株 FT100 5281.54(+91.30) 5190.24
クセトラDAX 5852.56(+109.17) 5743.39
金 現物午後値決め 1050.50 1047.50
先物 現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限) 99.165 (+0.010) 0.405(0.423)
独連邦債2年物 1.428(1.448)
独連邦債10年物(12月限) 121.38 (‐0.08) 3.292(3.298)
独連邦債30年物 4.021(4.044)
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<為替> ドルが対ユーロで14カ月ぶり安値付近で推移。米連邦準備理事会(FRB)
が来年にかけて政策金利をゼロ近辺に据え置くとの観測が広がっている。
欧州株価が堅調なことや米企業決算に対する楽観的な見方から米株価指数先物が上昇し
ていることを背景に、豪・ニュージーランドドルなど商品相場に敏感な通貨が、対ドルで
数カ月ぶり高値近くに上昇した。
<株式> ロンドン株式市場は反発。アップル
つなか、需要見通しの改善による商品相場の上昇を受け、鉱山・エネルギー株に買いが入
った。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は年初来の高値を更新した。
米原油先物
BP
ドル安や企業業績の回復にともなう需要改善期待から金属相場が上昇し、鉱山株を支援。
アングロ・アメリカン
・リソーシズ
高となった。
銀行株も大手主導で値上がりした。HSBC
1.4%、それぞれ上昇した。資産運用のシュローダー
ただ、一部国有化された銀行はさえず、ロイズ・バンキング・グループ
1.2%、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)
れぞれ値下がりした。
通信のケーブル&ワイヤレス(C&W)
プが投資判断を「バイ」から「ホールド」に引き下げた。
欧州株式市場は反発。企業決算に対する楽観的な見方が高まる中、ほぼすべてのセクタ
ーが上昇し、終値としては1年ぶり高値をつけた。投資評価引き上げを手がかりに食品大
手ネスレ
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は16.84ポイント(1.67%)
高の1026.46。終値ベースでは前年10月3日以来の高値。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は53.88ポイント(1.86%)高
の2947.41。
FTSEユーロファースト300種指数は3月9日につけた最安値から59%上昇。景
気回復に対する明るい見方が強まっているほか、米JPモルガン・チェース
ンテル
トムソン・ロイターのデータによると、16日時点で米S&P構成銘柄の61企業が第
3・四半期決算を発表し、うち79%がアナリスト予想を上回った。
この日米市場の引け後に発表されるアップル
ネスレは3.5%高。UBSは同社の投資判断を「ニュートラル」から「バイ」、目標
株価を43スイスフランから50スイスフランにそれぞれ引き上げた。UBSは、ネスレ
が米アイケア会社アルコン
アルコンの株式の一部をスイスのノバルティス
自動車ダイムラー
が増加した。
他の自動車株も軒並み上昇。BMW
4.3%高。
銀行株がこの日の上昇分の大半を占め、BNPパリバ
<ユーロ圏債券> 薄商いのなか10年債価格が下落。一方、米株式相場が伸び悩むな
か、2年債利回りは低下し、一時つけた9週間ぶり水準から押し戻される格好となった。
2・10年債の利回り格差は前週末の185ベーシスポイント(bp)から188bp
に拡大した。
ロンドンのあるトレーダーは「金利が早期に上昇せず、株式が勢いを失いつつあるなか、
期間が長めの国債入札を週内に控え、2・10年債の利回り格差は拡大が続いている」
と述べた。
1535GMT時点で、独連邦債先物12月限
7。出来高は40万枚と、日次平均の70万枚相当を大きく割り込んだ。
独連邦債2年物
トによると、一時1.47%と、8月13日以来の水準をつける場面もみられた。
同10年物
[東京 20日 ロイター]