再送-米国株式市場＝反発、ＧＤＰ上方修正で買い広がる

(表の体裁を整えて再送します)
［ニューヨーク　２６日　ロイター］ -

（カッコ内は前営業日比）

ダウ工業株３０種（ドル） .DJI
　　　　　終値　　　　　　　　　　17113.15（＋167.35）
　　　前営業日終値　　 　16945.80（‐264.26）

ナスダック総合 .IXIC
　　　　　終値　　　　　　　　4512.19（＋45.44）
　　　前営業日終値　　 　4466.75（‐88.47）

Ｓ＆Ｐ総合５００種 .SPX
　　　　　終値　　　　　　　　1982.85（＋16.86）
　　　前営業日終値　　 　1965.99（‐32.31）



２６日の米国株式市場は反発。第２・四半期の米国内総生産（ＧＤＰ）確報値が上方
修正されたことが追い風となった。
相場は全面高の展開で、Ｓ＆Ｐ業種別指数は主要１０指数すべてが上昇した。とりわ
け原油高を好感しエネルギー株が買われ、同セクター指数 .SPNY は１．３％高となった
。
前日はＳ＆Ｐ総合５００種が７月以来の大幅な下げを記録するなど、このところ相場
は振れの大きい展開となっている。
フィデュシャリー・トラストのマイケル・ムラニー最高投資責任者（ＣＩＯ）は「市
場の警戒感を反映し、相場は上下に振れやすい不安定な展開となっている」と指摘。一方
で「景気の先行きは依然明るいことから、買い手が戻って来ても意外感はない」と述べた
。

ダウ工業株３０種 .DJI は１６７．３５ドル（０．９９％）高の１万７１１３．１５
ドル。
ナスダック総合指数 .IXIC は４５．４４ポイント（１．０２％）高の４５１２．１
９。
Ｓ＆Ｐ総合５００種 .SPX は１６．８６ポイント（０．８６％）高の１９８２．８５
。
週間では主要３指数がそろって下落。ダウは１％安、Ｓ＆Ｐは１．４％安、ナスダッ
クが１．５％安となった。

スポーツ用品大手のナイキ NKE.N は１２％急伸し、１日としては２００８年１０月
以来の大幅な上げを記録した。前日発表した第１・四半期（６─８月）決算は、欧州で販
売が好調だったほか、「フライニット」のサッカーシューズなど利益率の高い商品の販売
に注力したことが奏功し、利益・売上高がともに予想を上回った。
半導体大手マイクロン・テクノロジー MU.O も６．７％値上がり。同様に前日発表し
た予想を上回る決算が追い風となった。
半面、病院運営のユニバーサル・ヘルス ・サービシズ UHS.N は２．４％下落。英シ
グネット・ヘルス・ケアを約３億３５００万ドルで買収すると発表したことが重しとなっ
た。

ニューヨーク証券取引所に上場する銘柄の約７０％、ナスダックは６５％がプラス圏
で終えた。
ＢＡＴＳグローバル・マーケッツのデータによると、すべての米取引所の合算出来高
は約５１億８０００万株で、月初来平均の６０億５０００万株を下回った。