ブラックフライデーがやってきました! 最大60%割引InvestingProをお見逃しなく 特別セールを請求する

【中国の視点】日銀のマイナス金利政策、新たな通貨戦争引き起こすか

発行済 2016-02-02 08:02
更新済 2016-02-02 08:33
【中国の視点】日銀のマイナス金利政策、新たな通貨戦争引き起こすか
日本銀行は1月29日、史上初となるマイナス金利の導入を発表した。
これを受け、円安が急速に進んだほか、人民元の為替レートも乱高下な展開を示した。
日銀は、マイナス金利の導入を通じ、日銀に滞留している市中銀行の資金を個人や企業に積極的に貸し出しよう促す目的だと説明した。
一方、中国の専門家は、日銀のマイナス金利の導入について、円安誘導が目的だとの見方を示した。
これを機に、各国の中央銀行がまた通貨戦争を始める可能性があると警告した。
また、人民元と連動する通貨バスケットの中で、円が14.7%を占めているため、元の下落圧力も高まっていると指摘した。
ただ、エコノミストの中で、通貨安を通じて自国の輸出促進やデフレを脱却させるという手法について、効果が限定的だとの見方が多い。
通貨安政策が進められている日本とユーロ圏の輸出は、大きな効果がみられていないと強調されている。
なお、マイナス金利の導入が発表された1月29日に、円は元に対して2.2%(オフショア市場)下落(円安)し、2014年10月31日以来の下落幅を記録した。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます