以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「株王獅子丸」氏(ブログ「株王獅子丸の注目銘柄」の著者)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。
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個人投資家「株王獅子丸」氏コメント
執筆日時:2017年06月08日19時00分
ITと金融の融合、フィンテックはとどまるところを知らないな。
その取り組みは政府・民間の両面で進められており、今年はフィンテックが人気のテーマとなりそうだ。
今回はフィンテックの最新情報及び関連銘柄に注目してみよう。
これがフィンテック関連銘柄だ
(T:8473)SBIホールディングス
銀行・保険・証券をコアとした総合金融サービスを提供している。
同社は早期からフィンテックに取り組んでおり、300億円規模のファンドを設立して国内外のフィンテックベンチャー40社以上に投資を行っている。
また、ブロックチェーン技術を活用した地域金融機関のフィンテック導入を支援するサービスを行っている。
今年3月には韓国最大手ネット証券と業務提携しアジア圏でのフィンテックビジネス展開を図っており、フィンテック関連として注目が欠かせない企業だろう。
(T:4284)ソルクシーズ
生損保や証券、クレジット業界など、幅広い金融機関向けにシステム開発やITソリューションの提供を行っている。
SBIホールディングスの持分法適用会社だ。
5月24日にSBIが進めているフィンテック分野のシステム構築で技術協力することが発表され、フィンテック分野のSBIとの提携とあって今後の業務分野の拡大やフィンテックビジネス展開の可能性が評価されストップ高を記録している。
足下の買いが落ち着いてから投資対象として検討したい銘柄だ。
(T:3762)テクマトリックス
情報インフラ構築とアプリの開発が主力のIT企業だ。
セイバーセキュリティの重要性が高まるなかで次世代ファイアウォールの販売が順調なほか、個人認証システムが好調だったことに加え、医療分野のクラウドサービスも好調な引き合いが続き、前期は全社としても過去最高の売上高を記録した。
医療のほかに金融機関向けのソリューション提供も主力分野の1つであることからフィンテック銘柄として注目を集めている。
政府も積極的にフィンテックに取り組む
フィンテックに関する動きで特に大きいのが日本政府の取り組みだ。
法整備の遅れを解消するため5月26日に改正銀行法が可決・成立した。
この改正法によりフィンテックサービスを提供する事業者が登録制となり、サービスの展開がスムーズになることが想定されるほか、銀行には口座情報への接続網解放を促し、銀行がフィンテックサービスを提供する事業者と提携しやすくなることが想定される。
また、経済産業省は5月29日に第4次産業革命の実現に向けた「新産業構造ビジョン」をまとめ、2030年を目標にIoT社会の普及を政府の成長戦略の骨格と位置づけた。
そのなかでフィンテックの育成に向け規制緩和を急ぐ姿勢を示している。
これに先立って東京都の小池知事は5月18日、フィンテックを人工知能やロボットと並ぶ成長産業と定め、これらの分野に取り組む外国企業の東京都への誘致に力を入れる方針を示した。
このようにフィンテックは政府も重要な新事業と認識しており、官民の双方で普及に向けた取り組みが行われている。
フィンテック関連銘柄が注目される理由
これまで見てきたように、フィンテックは政府・民間の双方で今後の重要な課題と位置付けられ、積極的な投資が行われている。
なかでも26日に成立した改正銀行法は日本におけるフィンテックベンチャーの成長を後押しするだけでなく、既存の大手銀行が積極的にフィンテック企業と連携を図ることを後押しするという観点からフィンテック業界にとっては大きな進展だったと言えるだろう。
また、日銀のマイナス金利政策により収益が稼ぎづらくなっている銀行はフィンテックなどの新事業進出が目下の課題となっており、特に地銀勢が次々とフィンテックに乗り出している。
こうした需要の増加を受けて、NTTデータ (T:9613)はフィンテック事業を手掛ける企業と国内の銀行を繋ぐクラウドサービスを開始することを予定している。
こうしたことからフィンテック関連銘柄は国策銘柄と言っても過言ではなく、株式市場においても高い注目を集めている。
フィンテック関連銘柄まとめ
フィンテック関連企業はそれぞれの企業が独自の強みを持っている。
今後の成長余地を見極めるうえで、各社が強みとする技術もしっかりと調査することが重要だ。
その他、現在最新の注目テーマ株、短期銘柄から中長期銘柄など、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。
話題のZMP関連銘柄、トランプ関連銘柄、LINE関連銘柄、ポケモンGO関連銘柄、フィンテック関連銘柄、5G関連銘柄、電力自由化関連銘柄、AR/VR関連銘柄、ドローン関連銘柄、ロボット関連銘柄、自動運転車関連銘柄、TPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、郵政関連銘柄、人工知能関連銘柄、東京オリンピック(東京五輪)関連銘柄、宇宙開発関連銘柄、インバウンド関連銘柄などに関する考察も日々行っているので是非チェックして欲しい。
ETFやIPO、株主優待に関する情報も。
お使いの検索サイトで「株王獅子丸」と検索してもらえればブログが読める。
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執筆者:「株王獅子丸」氏
ブログ名:株王獅子丸の注目銘柄
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人と連携し、より多様な情報を投資家に向けて発信しております。
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個人投資家「株王獅子丸」氏コメント
執筆日時:2017年06月08日19時00分
ITと金融の融合、フィンテックはとどまるところを知らないな。
その取り組みは政府・民間の両面で進められており、今年はフィンテックが人気のテーマとなりそうだ。
今回はフィンテックの最新情報及び関連銘柄に注目してみよう。
これがフィンテック関連銘柄だ
(T:8473)SBIホールディングス
銀行・保険・証券をコアとした総合金融サービスを提供している。
同社は早期からフィンテックに取り組んでおり、300億円規模のファンドを設立して国内外のフィンテックベンチャー40社以上に投資を行っている。
また、ブロックチェーン技術を活用した地域金融機関のフィンテック導入を支援するサービスを行っている。
今年3月には韓国最大手ネット証券と業務提携しアジア圏でのフィンテックビジネス展開を図っており、フィンテック関連として注目が欠かせない企業だろう。
(T:4284)ソルクシーズ
生損保や証券、クレジット業界など、幅広い金融機関向けにシステム開発やITソリューションの提供を行っている。
SBIホールディングスの持分法適用会社だ。
5月24日にSBIが進めているフィンテック分野のシステム構築で技術協力することが発表され、フィンテック分野のSBIとの提携とあって今後の業務分野の拡大やフィンテックビジネス展開の可能性が評価されストップ高を記録している。
足下の買いが落ち着いてから投資対象として検討したい銘柄だ。
(T:3762)テクマトリックス
情報インフラ構築とアプリの開発が主力のIT企業だ。
セイバーセキュリティの重要性が高まるなかで次世代ファイアウォールの販売が順調なほか、個人認証システムが好調だったことに加え、医療分野のクラウドサービスも好調な引き合いが続き、前期は全社としても過去最高の売上高を記録した。
医療のほかに金融機関向けのソリューション提供も主力分野の1つであることからフィンテック銘柄として注目を集めている。
政府も積極的にフィンテックに取り組む
フィンテックに関する動きで特に大きいのが日本政府の取り組みだ。
法整備の遅れを解消するため5月26日に改正銀行法が可決・成立した。
この改正法によりフィンテックサービスを提供する事業者が登録制となり、サービスの展開がスムーズになることが想定されるほか、銀行には口座情報への接続網解放を促し、銀行がフィンテックサービスを提供する事業者と提携しやすくなることが想定される。
また、経済産業省は5月29日に第4次産業革命の実現に向けた「新産業構造ビジョン」をまとめ、2030年を目標にIoT社会の普及を政府の成長戦略の骨格と位置づけた。
そのなかでフィンテックの育成に向け規制緩和を急ぐ姿勢を示している。
これに先立って東京都の小池知事は5月18日、フィンテックを人工知能やロボットと並ぶ成長産業と定め、これらの分野に取り組む外国企業の東京都への誘致に力を入れる方針を示した。
このようにフィンテックは政府も重要な新事業と認識しており、官民の双方で普及に向けた取り組みが行われている。
フィンテック関連銘柄が注目される理由
これまで見てきたように、フィンテックは政府・民間の双方で今後の重要な課題と位置付けられ、積極的な投資が行われている。
なかでも26日に成立した改正銀行法は日本におけるフィンテックベンチャーの成長を後押しするだけでなく、既存の大手銀行が積極的にフィンテック企業と連携を図ることを後押しするという観点からフィンテック業界にとっては大きな進展だったと言えるだろう。
また、日銀のマイナス金利政策により収益が稼ぎづらくなっている銀行はフィンテックなどの新事業進出が目下の課題となっており、特に地銀勢が次々とフィンテックに乗り出している。
こうした需要の増加を受けて、NTTデータ (T:9613)はフィンテック事業を手掛ける企業と国内の銀行を繋ぐクラウドサービスを開始することを予定している。
こうしたことからフィンテック関連銘柄は国策銘柄と言っても過言ではなく、株式市場においても高い注目を集めている。
フィンテック関連銘柄まとめ
フィンテック関連企業はそれぞれの企業が独自の強みを持っている。
今後の成長余地を見極めるうえで、各社が強みとする技術もしっかりと調査することが重要だ。
その他、現在最新の注目テーマ株、短期銘柄から中長期銘柄など、個人的に注目している個別銘柄情報をブログで多数紹介している。
話題のZMP関連銘柄、トランプ関連銘柄、LINE関連銘柄、ポケモンGO関連銘柄、フィンテック関連銘柄、5G関連銘柄、電力自由化関連銘柄、AR/VR関連銘柄、ドローン関連銘柄、ロボット関連銘柄、自動運転車関連銘柄、TPP関連銘柄、IoT関連銘柄、ZMP関連銘柄、マイナンバー関連銘柄、郵政関連銘柄、人工知能関連銘柄、東京オリンピック(東京五輪)関連銘柄、宇宙開発関連銘柄、インバウンド関連銘柄などに関する考察も日々行っているので是非チェックして欲しい。
ETFやIPO、株主優待に関する情報も。
お使いの検索サイトで「株王獅子丸」と検索してもらえればブログが読める。
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執筆者:「株王獅子丸」氏
ブログ名:株王獅子丸の注目銘柄