【小幅高となる】16800-17000円のレンジを想定=村瀬 智一
17日のNY市場は上昇。
米銀行最大手のJPモルガン・チェース、シティグループ、ウェルズ・ファーゴがいずれも減益ながら市場予想を上回ったほか、堅調な9月小売売上高や生産者物価指数が好感された。
ダウ平均は39.44ドル高の18138.38、ナスダックは0.83ポイント高の5214.16。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比25円高の16875円。
米株高の流れを受けて買いが先行し、その後は5日線レベルでの底堅い展開が期待される。
ボリンジャーバンドでは+1σが16900円処に位置しており、+1σと中心値(25日)とのレンジ内での推移となろうが、+1σを捉えてくることが出来るかが注目される。
一目均衡表では遅行スパンは下方シグナルであるが、現在の価格水準をキープすると、週後半には上方転換シグナルを発生させてくる。
16800-17000円のレンジを想定する。