[ロサンゼルス 23日 ロイター] - 大谷翔平選手が所属する米大リーグ(MLB)エンゼルスの球団オーナーであるアルテ・モレノ氏(76)は23日、計画していた球団売却を取りやめると表明した。
モレノ氏は20年にわたりエンゼルスを保有。昨年8月、球団の売却を検討していると明かしていた。
モレノ氏は声明で「このプロセスを経て、やり残した仕事があることが明らかになった。われわれはチームの未来とファンの経験にポジティブなインパクトを残せると感じている」とコメント。
「再びファンにワールドシリーズ優勝をもたらすという目標を達成したい」とし、「エンゼルス・ベースボールの次の章に向けわくわくしている」と述べた。
エンゼルスは2002年、球団史上唯一のワールドシリーズ優勝を達成。その翌年、モレノ氏が球団を買収した。エンゼルスは14年以降、ポストシーズンに進出していない。