みなさん、こんにちは。
フィスコリサーチアナリストの飯村真由です♪ パーソナルトレーニングジムRIZAPの親会社である健康コーポレーション {{|0:}}が16日の本決算と同時に「RIZAPグループ」新体制を発表し大きな注目が集まっているなか、23日にグループ合同でのアナリスト説明会を開催しました。
瀬戸社長に個別取材もさせていただきましたので、「取材レポート」としてお届けしたいと思います。
~【前期営業利益は2.4倍を達成】~ ★収益構造に大きな変化! 飯村:業績絶好調ですが、その理由は何でしょうか? 瀬戸:RIZAPや通販事業を行っている美容・健康関連事業が業績を牽引していますが、大幅な先行投資を行いながらも、きっちり利益を出せる体質であること、また回収のスピードも早まっていることが大きな要因だと思います。
以前は上期に広告宣伝費を大幅に投下し、下期は広告宣伝費を減らして利益が積み上がる構造だったのですが、前々期の15年3月期から収益構造が変化しました。
さらに、前期16年3月期には下期にも積極的に広告宣伝費を投下したにも関わらず、第2四半期以降高水準の利益を計上できるようになり、収益構造が大きく変化しています。
~【絶好調のRIZAPがさらに進化】~ ★RIZAP会員は前期末で5万人超に! 飯村:広告経由での獲得に加えて友達紹介率が向上しているようですね。
瀬戸:新規会員獲得の約25%がゲストからのお友達紹介でして、広告に頼らない形での集客が占める割合が増加しています。
昨年、一部報道の影響で問い合わせが7割減となった時期もあったのですが、お客様に支えられて今があるので、本当に感謝しています。
★ストック型ビジネスへの転換! 飯村:RIZAPは人生のなかのワンポイント利用から生涯を通してご利用いただけるサービスへの転換も非常に上手くいっているようですね。
瀬戸:スタンダードコースを終えたゲストの皆様が体型維持できるように新設した継続会員プランも好調で、1年後の継続率が大幅に向上(1年前と比べて1.5倍)しております。
飯村:1~2年かけてビジネスモデルをチェンジするようですが。
瀬戸:まずは医師・トレーナー・管理栄養士がチーム制でお客様をサポートするプログラムも開始しますし、ソフトバンクと共同開発している「RIZAPアプリ」は7月にリリース予定ですので、そちらも楽しみにしていただければと思います。
★RIZAPは今期売上1.5倍成長を見込む! 飯村:RIZAP単体の今期の業績成長はどのくらいでしょうか? 瀬戸:広告宣伝費は前期と同水準で、今期は売上1.5倍を見込んでいます。
広告に頼らない新規獲得およびリピート率の増加、定期購入を導入したことで物販の収益性も向上(定期購入ゲスト1年前の4.7倍)しています。
お客様1人に1年間で使っていただける売上は毎年上がっていますし、RIZAPに関しては現状の広告宣伝費のままで高い収益成長が見込めます。
一方でRIZAP GOLFなどの新規事業やグループ各社の広告宣伝費は増やす予定です。
★海外展開の加速化! 飯村:海外では5ヶ国で展開されていますが、広告戦略の違いなどはあるのでしょうか? 瀬戸:WEB広告はどの国でもあまりハズレはないです。
台湾ではテレビCMが当たり日本よりも大きな反響となっていますので、拡大を検討しているところです。
米国では看板が当たったりと、国ごとに反響の違いはありますね。
あくまでもローカルの方々に受け入れられるサービスを目指していますので、一歩一歩着実に海外にもRIZAPを広げていけるように励んでまいります。
~【新規事業も好調】~ ★RIZAP GOLFはRIZAP以上の手ごたえ! 飯村:RIZAP GOLFも多数の入会待ちが発生している状態のようですね? 瀬戸:最初に六本木店をオープンした時に大きな手ごたえを感じました。
それはRIZAPの初動を超える大きな手ごたえです。
お待たせしてしまっているお客様がたくさんいますので、RIZAP初年度の倍くらいのペースで店舗を拡大していく予定(月に1店舗くらい)です。
飯村:RIZAP同様、RIZAP GOLFも全額返金制度がありますが、それはなぜですか? 瀬戸:お客様が求めているものを必ず提供する(結果にコミットする)ことに対する“覚悟”ですね!全額返金制度があれば安心してご入会いただけますし、お客様のための制度です。
また、この制度があることでスタッフ一人一人がお客様と全力で誠実に向き合い、お客様満足度の追求につながっていますので、好循環が生まれていると思います。
飯村:レッスンスタジオ以外にもオリジナル商品も展開していくのですね。
瀬戸:自社で(粗利率が高い)オリジナル商品を作ることができますし、クロスセリングを有効的に行うというのは当社グループの戦略の1つです。
オリジナルのゴルフクラブと(子会社のアンティローザで)オリジナルゴルフウェアを展開し店舗も作る予定です。
商品開発力と販売力の両方を持っていることが我々の強みであると考えています。
飯村:CMも制作中なんですよね!?すごく楽しみです♪ 瀬戸:はい。
8月の「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント2016」の前に全国CMを放映する予定ですので、仕上りを楽しみにしていただければと思います。
~【RIZAPグループの誕生】~ ★社名変更にかける思い! 飯村:「RIZAPグループ」新体制の発表はサプライズでした!どのような思いで決断されたのでしょうか? 瀬戸:「自己投資産業でグローバルNo.1ブランドになる」という経営目標を達成するためには、RIZAPの知名度やブランド力を活かしたグループ戦略を行い、成長ギアを引き上げることが必要だと判断しました。
健康を表す「健康コーポレーション」から自己実現を表す「RIZAPグループ」へと変更し、自己投資産業全般での業容拡大を目指します。
常にお客様の目線に立ち、『「人は変われる。
」を証明する』という理念をグループ全体で共有してまいります。
<前半はここまで!後半に続きます>
フィスコリサーチアナリストの飯村真由です♪ パーソナルトレーニングジムRIZAPの親会社である健康コーポレーション {{|0:}}が16日の本決算と同時に「RIZAPグループ」新体制を発表し大きな注目が集まっているなか、23日にグループ合同でのアナリスト説明会を開催しました。
瀬戸社長に個別取材もさせていただきましたので、「取材レポート」としてお届けしたいと思います。
~【前期営業利益は2.4倍を達成】~ ★収益構造に大きな変化! 飯村:業績絶好調ですが、その理由は何でしょうか? 瀬戸:RIZAPや通販事業を行っている美容・健康関連事業が業績を牽引していますが、大幅な先行投資を行いながらも、きっちり利益を出せる体質であること、また回収のスピードも早まっていることが大きな要因だと思います。
以前は上期に広告宣伝費を大幅に投下し、下期は広告宣伝費を減らして利益が積み上がる構造だったのですが、前々期の15年3月期から収益構造が変化しました。
さらに、前期16年3月期には下期にも積極的に広告宣伝費を投下したにも関わらず、第2四半期以降高水準の利益を計上できるようになり、収益構造が大きく変化しています。
~【絶好調のRIZAPがさらに進化】~ ★RIZAP会員は前期末で5万人超に! 飯村:広告経由での獲得に加えて友達紹介率が向上しているようですね。
瀬戸:新規会員獲得の約25%がゲストからのお友達紹介でして、広告に頼らない形での集客が占める割合が増加しています。
昨年、一部報道の影響で問い合わせが7割減となった時期もあったのですが、お客様に支えられて今があるので、本当に感謝しています。
★ストック型ビジネスへの転換! 飯村:RIZAPは人生のなかのワンポイント利用から生涯を通してご利用いただけるサービスへの転換も非常に上手くいっているようですね。
瀬戸:スタンダードコースを終えたゲストの皆様が体型維持できるように新設した継続会員プランも好調で、1年後の継続率が大幅に向上(1年前と比べて1.5倍)しております。
飯村:1~2年かけてビジネスモデルをチェンジするようですが。
瀬戸:まずは医師・トレーナー・管理栄養士がチーム制でお客様をサポートするプログラムも開始しますし、ソフトバンクと共同開発している「RIZAPアプリ」は7月にリリース予定ですので、そちらも楽しみにしていただければと思います。
★RIZAPは今期売上1.5倍成長を見込む! 飯村:RIZAP単体の今期の業績成長はどのくらいでしょうか? 瀬戸:広告宣伝費は前期と同水準で、今期は売上1.5倍を見込んでいます。
広告に頼らない新規獲得およびリピート率の増加、定期購入を導入したことで物販の収益性も向上(定期購入ゲスト1年前の4.7倍)しています。
お客様1人に1年間で使っていただける売上は毎年上がっていますし、RIZAPに関しては現状の広告宣伝費のままで高い収益成長が見込めます。
一方でRIZAP GOLFなどの新規事業やグループ各社の広告宣伝費は増やす予定です。
★海外展開の加速化! 飯村:海外では5ヶ国で展開されていますが、広告戦略の違いなどはあるのでしょうか? 瀬戸:WEB広告はどの国でもあまりハズレはないです。
台湾ではテレビCMが当たり日本よりも大きな反響となっていますので、拡大を検討しているところです。
米国では看板が当たったりと、国ごとに反響の違いはありますね。
あくまでもローカルの方々に受け入れられるサービスを目指していますので、一歩一歩着実に海外にもRIZAPを広げていけるように励んでまいります。
~【新規事業も好調】~ ★RIZAP GOLFはRIZAP以上の手ごたえ! 飯村:RIZAP GOLFも多数の入会待ちが発生している状態のようですね? 瀬戸:最初に六本木店をオープンした時に大きな手ごたえを感じました。
それはRIZAPの初動を超える大きな手ごたえです。
お待たせしてしまっているお客様がたくさんいますので、RIZAP初年度の倍くらいのペースで店舗を拡大していく予定(月に1店舗くらい)です。
飯村:RIZAP同様、RIZAP GOLFも全額返金制度がありますが、それはなぜですか? 瀬戸:お客様が求めているものを必ず提供する(結果にコミットする)ことに対する“覚悟”ですね!全額返金制度があれば安心してご入会いただけますし、お客様のための制度です。
また、この制度があることでスタッフ一人一人がお客様と全力で誠実に向き合い、お客様満足度の追求につながっていますので、好循環が生まれていると思います。
飯村:レッスンスタジオ以外にもオリジナル商品も展開していくのですね。
瀬戸:自社で(粗利率が高い)オリジナル商品を作ることができますし、クロスセリングを有効的に行うというのは当社グループの戦略の1つです。
オリジナルのゴルフクラブと(子会社のアンティローザで)オリジナルゴルフウェアを展開し店舗も作る予定です。
商品開発力と販売力の両方を持っていることが我々の強みであると考えています。
飯村:CMも制作中なんですよね!?すごく楽しみです♪ 瀬戸:はい。
8月の「RIZAP KBCオーガスタゴルフトーナメント2016」の前に全国CMを放映する予定ですので、仕上りを楽しみにしていただければと思います。
~【RIZAPグループの誕生】~ ★社名変更にかける思い! 飯村:「RIZAPグループ」新体制の発表はサプライズでした!どのような思いで決断されたのでしょうか? 瀬戸:「自己投資産業でグローバルNo.1ブランドになる」という経営目標を達成するためには、RIZAPの知名度やブランド力を活かしたグループ戦略を行い、成長ギアを引き上げることが必要だと判断しました。
健康を表す「健康コーポレーション」から自己実現を表す「RIZAPグループ」へと変更し、自己投資産業全般での業容拡大を目指します。
常にお客様の目線に立ち、『「人は変われる。
」を証明する』という理念をグループ全体で共有してまいります。
<前半はここまで!後半に続きます>