[8日 ロイター] - 米ツイッターの製品担当幹部エスター・クロフォード氏は8日、新たなサブスクリプション(継続課金)サービスを開始する際、主要メディアや政府など一部のアカウントに「公式」ラベルを付与すると述べた。
ツイッターは5日、アップルの基本ソフト(OS)「iOS」搭載端末でのアプリ利用者に月額7.99ドルで一般向けに青色の「認証済みバッジ」を付与する新サービスを開始すると通知した。
著名人のアカウントが本物であることを示すために付与していた青色のチェックマークと同じものが利用者の名前の横に付く。
ただ、このサービスでは利用者の身元確認は行わないという。これにより、著名人のなりすましを巡る懸念が生じる可能性がある。
そうした懸念に対処するため、ツイッターは新サービスの立ち上げを中間選挙後に延期していると同社担当者は説明した。
また、クロフォード氏によると、これまで青いチェックマークで認証された全てのツイッターアカウントが「公式」ラベルを取得するわけではなく、ラベルを購入することもできないという。