サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

日経平均は16連騰に記録更新、持たざるリスクが上値追いに向かわせる【クロージング】

発行済 2017-10-24 15:42
更新済 2017-10-24 16:00
日経平均は16連騰に記録更新、持たざるリスクが上値追いに向かわせる【クロージング】
6506
-
24日の日経平均は16営業日続伸。
108.52円高の21805.17円(出来高概算15億7000万株)で取引を終えた。
23日の米国市場が利益確定の流れから上げ一服となったほか、日経平均は前日までの上昇で史上初の15連騰を記録する中で達成感も意識され、朝方は利食い優勢の展開から始まった。
前日の大引け後に決算を発表した安川電 (T:6506)が売り気配から始まったことも、本格化する決算を前に利食いに向かわせた面もあろう。


しかし、押し目買い意欲は強く、海外投資家とみられるインデックス買いが断続的に入る中、日経平均はじりじりと切り返す格好となった。
寄付き直後を安値に戻りをみせると、前場半ばに21700円を回復。
その後21700円処でのこう着をみせていたが、後場半ばから大引けにかけて一段高となり、21800円を回復して本日の高値で引けている。


安川電 (T:6506)の決算反応から慎重姿勢につながるかに思えたが、良好な需給状況のなかで押し目買い意欲は強そうだ。
日経平均は15連騰でストップを織り込んでいたが、結果は16連騰に記録を更新している。
押し目待ちに押し目なし、との心理状態にもつながるため、日経平均は次のターゲットとなる節目の22000円や、月足形状でみた1996年6月辺りの高値22600円処を意識したスタンスを取ることになりそうだ。


足元の上昇では海外投資家によるインデックスに絡んだ売買からの主力大型株主導だったこともあり、出遅れている参加者も多いだろう。
業種別では商社など出遅れセクターの物色が目立っていた。
次第に中小型株など出遅れ感の強い銘柄のほか、業績期待が強い銘柄等で足元調整をみせていた銘柄等には、いち早くリバウンドを狙った資金が流入しやすいとみられる。
持たざるリスクが上値追いに向かわせそうだ。


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます