1339GMT 11日終盤
ユーロ／ドル
ドル／円
ユーロ／円
12日終値 前営業日終値
株 ＦＴ１００ 5441.80（＋46.10） 5395.70
クセトラＤＡＸ 5994.47（＋129.46） 5865.01
金 現物午後値決め 1682.00 1663.00
先物 現物利回り
３カ月物ユーロ(12月限) 98.605 (‐0.035) 0.373(0.393)
独連邦債２年物 0.729(0.665)
独連邦債１０年物(12月限) 133.36 (‐1.19) 2.206(2.087)
独連邦債３０年物 2.968(2.828)
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＜為替＞ ユーロが対ドルで上昇し、約１カ月ぶりの高値をつけた。スロバキア議会に
よる欧州金融安定ファシリティー（ＥＦＳＦ）拡充法案承認への期待が広がっている。
電子取引ＥＢＳで、ユーロ／ドル
ている。これは９月１６日以来の高水準。
ユーロは対円
来の高値で取引されている。
＜株式＞ ロンドン株式市場は反発。ユーロ圏の債務危機対応で進展が見られることや
最近の底堅い米経済指標を手がかりに、鉱山株と銀行株が上昇を主導した。
ＦＴ１００種総合株価指数<.FTSE>は前週につけた安値から、およそ１０％値上がりし
ている。
欧州首脳が月末までに危機対策を打ち出すとの期待から、市場心理は改善してきている。
さらに、スロバキア野党がこの日、欧州金融安定ファシリティー（ＥＦＳＦ）拡充案を
１４日までに承認することで連立与党と合意したことを受け、市場のセンチメントは一段
と上向いた。
鉱山株<.FTNMX1770>が高い。中国の需要拡大への期待が高まっている。金属価格の上昇
にも追随した。
ＥＮＲＣ
セクター全体の株価を押し上げた。
鉱山株は、前日発表された米アルコア
ことを受け軟調に始まったものの、その後上げに転じた。
一方、フレスニロ
通年の銀生産量見通しを下方修正したことなどが嫌気された。
銀行株<.FTNMX8350>の買いも優勢となった。とりわけバークレイズ
立ち、６．４％高となった。トレーダーは、マッコーリーによる同銘柄の目標株価引き上
げも支援材料になったと指摘した。
欧州株式市場は反発して引けた。予想を上回るユーロ圏の経済指標に加え、スロバキア
議会が欧州金融安定ファシリティー（ＥＦＳＦ）拡充案を１４日までに承認する見通しと
なったことを受け景気循環株に買いが入った。
ＦＴＳＥユーロファースト３００種指数<.FTEU3>は１５．６０ポイント（１．６２％）
高の９７７．０２と、８月４日以来の高値で引けた。第３・四半期は１６．９％下落した
が、今月に入り６％上昇している。
ＤＪユーロＳＴＯＸＸ５０種指数<.STOXX50E>は５６．１８ポイント（２．４３％）高
の２３７２．１５。
８月のユーロ圏鉱工業生産は前月比１．２％増加とエコノミストの予想を上回った。ま
た、スロバキア議会は前日、ＥＦＳＦ拡充法案を否決したが、最終的には承認される見通
しになったことで、特に銀行株が上伸した。
第３・四半期にＳＴＯＸＸ欧州６００銀行株指数<.FTATBNK>が２８％下落するなど、こ
のところの銀行株下落は行き過ぎだったとするソシエテ・ジェネラルの顧客向けノートも
追い風となった。
自動車株<.SXAP>の値上がりが目立ち、イタリアのフィアット
大きく上伸した。同社が５３．５％の株式を保有するクライスラーが、全米自動車労組
（ＵＡＷ）と労働協約で暫定合意に達したことが好感された。
イタリアのＦＴＳＥ・ＭＩＢ指数<.FTMIB>も約３％上昇して取引を終了した。
＜ユーロ圏債券＞ 独３０年債入札が低調となったことで独連邦債先物が８月半ば以来
の水準に下落した。株高を受け利益確定の売りが出たことも下落に拍車をかけた。
独政府がこの日に実施した１６億２５００万ユーロの３０年債入札では、リスク選好度
が回復していることで独長期債の魅力が低下していることを反映し、需要が今年の長期債
入札の平均を下回った。
また、欧州連合（ＥＵ）統計局が発表した８月のユーロ圏鉱工業生産が予想に反して増
加したことで、第３・四半期は懸念されているほど景気は大きく減速しないとの見方が台
頭、独連邦債の売りにつながった。
独連邦債先物
物
の見方が出ている。
ただ、ＢＮＰパリバのストラテジスト、パトリック・ジャック氏は「２０カ国・地域
（Ｇ２０）首脳会議前に銀行の資本増強についてどのような決定が下されるかに注目が集ま
っているため、（独連邦債が）さらに大きく売り込まれる確率は、少なくとも向こう数日
間は低い」と述べた。
周辺国国債では、スペイン国債とイタリア国債の利回りが上昇。イタリア国債１０年物
ン国債１０年物
イタリアは１３日に５年債、７年債、１０年債に加え、２０２５年に償還を迎える長期
債の入札も実施する。
［東京 １３日 ロイター］