[ウェストハリウッド(米カリフォルニア州) 30日 ロイター] - 元ビートルズのドラマー、リンゴ・スター(79)が、故ジョン・レノンの曲を新作アルバム「ホワッツ・マイ・ネーム」でカバーしたことについて、感情がこみ上げてくる体験だったと語った。
スターはレノンが生前に書いた最後の曲の一つとなる「グロウ・オールド・ウィズ・ミー」をカバー。ポール・マッカートニーもベースで参加している。また、故ジョージ・ハリスンによるビートルズの曲「ヒア・カムズ・ザ・サン」からのストリングも使われ、ビートルズのメンバー4人全員が「関わる」形となった。
スターはロイターのインタビューで、「グロウ・オールド・ウィズ・ミー」は「大好きな曲」だとコメント。「(レノンが)いなくなってしばらく経つけれど、とてもエモーショナルな気持ちだ。彼は最も素晴らしい友人の一人だった」と話した。
また、発表から50年を迎えたビートルズのアルバム「アビイ・ロード」が、今月に音楽アルバムチャートで1位に返り咲いたことについて、興奮しているとし「この作品が50年前に作られたということに皆感動すると思う。自分たちはベストを尽くしてアルバムを作り、ミックスした」と語った。 2019-10-31T042418Z_1_LYNXMPEF9U0AL_RTROPTP_1_MUSIC-RINGO-STARR.JPG