[ロンドン 22日 ロイター] - 米歌手ビリー・アイリッシュ(19)は、人種差別的な発言やアクセントをしたとされる動画が流出したことを受けて、インスタグラムに謝罪を投稿した。
問題の動画は、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」に今月公開された。アイリッシュは13歳か14歳の時に撮影されたこの動画について「私がそうした言葉を口にしたことに、がくぜんとし、恥ずかしくなり、吐きそうになった」と述べた。
また、「私の無知とその当時の年齢は、相手を傷つける言葉という事実の言い訳にはならない。それについて申し訳なくと思う」と謝罪。動画で撮影されたような話し方は、子どものころからペットや友達、家族に話す際にしていたもので「誰かや、いかなる言語、アクセント、文化をまねしたものでは全くない」と釈明した。
新型コロナウイルス流行以来、米国ではアジア系住民が暴行される事件が相次いでおり、バイデン大統領は先月、こうした暴力に対処するヘイトクライム(憎悪犯罪)関連法案に署名した。