[ロンドン 8日 ロイター] - 男子テニスで世界ランキング3位のラファエル・ナダル(スペイン)は8日、全米オープンの前哨戦であるナショナルバンク・オープン(9日開幕、カナダ)出場に向けて意気込みを語った。
ナダルは全仏オープンの準決勝でノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れ、その後に予定されていたウィンブルドン選手権と東京五輪を欠場。2005年から抱えていた足のケガが再発したという。5日に米ワシントンで行われたシティ・オープンで復帰したものの、3回戦で敗退していた。
四大大会最多タイ20勝を誇るナダルは、記者団に対し「フィジカル面において、ここ数カ月、厳しい状況が続いている。まだピークではない」とコメント。その上で、「ワシントンでプレーしたときよりもいい練習ができていると思うので、このまま続けて、少しでもいいプレーができるようにしたい」と述べた。
また、同選手は「足の状態がいいと思えるようになる必要がある」とも話し、前哨戦では「自分の動きに自信を持ち、試合で長時間プレーできると確信するためにも、痛みなく2週間を過ごさなければならない。それがこの大会で期待していることだ」と続けた。