[27日 ロイター] - 男子テニスのノバク・ジョコビッチ(34、セルビア)は27日、年間グランドスラム(四大大会の同一年制覇)がかかる全米オープン(OP)を前に意気込みを語った。
ジョコビッチにとって、今回の全米OPは男子では史上3人目の年間グランドスラム達成と、四大大会の勝利数で単独トップとなる21勝目がかかっている重要な大会だ。
ジョコビッチは「これが二度とない好機だとは言いたくない。私の人生においてグランドスラムを達成する機会は何度も来ると思っているから」と報道陣にコメント。一方で、年間グランドスラムについては「次のチャンスがあるかは分からない。だから今回がとても特別な機会なんだ」と語った。
今年の全米OPでは自身と共にビッグ3と呼ばれるラファエル・ナダル(スペイン)とロジャー・フェデラー(スイス)がいずれも不在。ジョコビッチが優勝の本命とみなされ、偉業達成に大きな期待がかかるが「私はプレッシャーに強い。キャリアでは何度もやってきたことだ」と話した。