[ニューヨーク 13日 ロイター] - テニスの全米オープン、女子シングルスで優勝したエマ・ラドゥカヌ(英国)は13日、今回の優勝で厳しい両親を満足させられたと喜びを表現した。
18歳のラドゥカヌは11日の決勝で19歳のレイラ・フェルナンデス(カナダ)に勝利。四大大会で予選から出場した選手が優勝したのは、これが初めてだった。
NBCの番組「トゥデイ」に出演し、「当初は予選を終えて1週間で地元に帰ることになると思っていた」と述べたが、今大会では予選3試合を含めて10試合全てでストレート勝ちを収める快進撃を見せた。
中国人の母親とルーマニア人の父親を持つラドゥカヌは、世界ランク150位から一気に23位に上昇した。
ABCの番組「グッド・モーニング・アメリカ」では、「小さい頃から両親はかなり厳しかった。でもそれが今、世界最高峰の舞台で役立っていると思う」とコメント。「両親は誰よりも厳しいけれど、今回は満足させることができた」と語った。