[パリ 9日 ロイター] - サッカーのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(34)は、バルセロナ(スペイン)からの退団はショックだったものの、知り合いがいたことがパリ・サンジェルマン(PSG、フランス)になじむ上で役立ったと明かした。
メッシはバルセロナでプロとしてのキャリアをスタート。同クラブ歴代最多の672得点を挙げた。しかしクラブの財政的な問題で退団することとなり、PSGと2年契約を結んだ。
メッシは9日に発表されたサッカー専門誌、フランス・フットボールのインタビューで、7月にコパ・アメリカからバルセロナに戻ったとき「クラブと契約してすぐに練習を始めるつもりだった。全ての準備が整っていて、あとは(契約書に)署名するだけだと思っていた」と説明。
「しかしバルセロナ到着後、財政的な理由で契約を延長できないと言われた。それで予定が変わった」とし、「とても受け入れがたかった。自宅を去らなければならず、家族も慣れ親しんだ生活を変えなければならなくなった」と語った。
しかしPSGにはバルセロナ時代の同僚ネイマールのほか、同郷のレアンドロ・パレデス、アンヘル・ディマリアやマウリシオ・ポチェッティーノ監督らがいたため、新天地に早めになじめたという。