[11日 ロイター] - 自動車レースF1のルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は、10日に行われた今季第16戦、トルコ・グランプリ(GP)決勝でピット戦略のミスにより表彰台を逃したが、チームラジオで示した不満はチームに対するものではなかったと説明した。
ハミルトンはエンジン交換のペナルティーにより、決勝では11番手からスタート。3番手を走行中、タイヤ交換のためにピットインを指示されたが、本人はマックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル・ホンダ)を追うため、コース上に残りたいと思っていたという。
ピットインした結果、順位を2つ落としたことを知ったハミルトンはチームラジオで怒りをあらわに。今季6戦を残し、総合優勝争いではフェルスタッペンがハミルトンを6ポイントリードしている。
ハミルトンは11日、「レース中、チームラジオでは礼儀正しく、冷静でばかりはいられない。瞬間的に感情が爆発することもある。それは全てのドライバーが同じ」とインスタグラムに投稿。「ここまでやって来られたのは、その闘争心のおかげ」とし、「すでに次のレースが楽しみ」とつづった。