[サンパウロ 12日 ロイター] - 自動車レースF1の今季第19戦、ブラジル・グランプリ(GP)は12日、サンパウロでスプリント予選のスタート順を決める予選を実施。個人総合優勝7回を誇るメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)は最速タイムをマークしたものの、リヤウイングの技術違反により失格となる可能性が浮上している。
今レースでは、ピットストップなしの100キロのスプリント予選を13日に実施。この結果により翌日に行われる決勝のスタート順が決まる。この形式は英国GP、イタリアGPに続き、今回で3回目。
ハミルトンは上位10人によるQ3で最速の1分7秒934をマークしたが、予選後の車検でリアウイングエレメントに関する技術規則違反が指摘され、チーム代表者がスチュワードに呼び出された。
ドライバーズランキング首位のマックス・フェルスタッペン(オランダ、レッドブル・ホンダ)が2番手で、バルテリ・ボッタス(フィンランド、メルセデス)が3番手。
フェルスタッペンのチームメート、セルヒオ・ペレス(メキシコ)は4番手、アルファタウリ・ホンダ勢のピエール・ガスリー(フランス)は5番手、角田裕毅は13番手となった。