[マニラ 14日 ロイター] - フィリピンのドゥテルテ大統領は14日、上院選への立候補を取り下げた。選挙委員会の広報担当者が明らかにした。
ドゥテルテ大統領の6年間の任期は2022年6月に終了するが、憲法で再選を禁じられている。
上院選からの撤退理由は今のところ不明だが、ドゥテルテ氏は10月、政界から引退すると発言していた。同氏の政党からもコメントは出ていない。
ドゥテルテ氏は13日夜遅くに行った演説で、自身の政権が2022年に「誠実で、平和で、信頼できる、自由な選挙を行う」と述べた。
14日には同氏の側近であるクリストファー・ゴー上院議員が、大統領選から撤退する決断を正式に表明した。先月、出馬取り下げの意向を明らかにしていた。