[北京 26日 ロイター] - 中国の習近平国家主席は、2月4日から始まる北京冬季五輪で中国選手が獲得するメダルの数にはこだわらない姿勢を示した。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長との会談での発言を、中国国営中央テレビ(CCTV)が26日伝えた。
会談は25日に行われ、習氏は「将来に向けてモチベーションと活力をもたらすことがより重要だ」とし、国民のスポーツ参加率を高めることに関心があると話した。
「氷上や雪上スポーツの人気は、国家のスポーツの力を向上させる」と述べた。
これまで中国が冬季五輪で獲得したメダルは2010年のバンクーバー大会の11個(うち金メダル5個)が最高。前回平昌大会のメダルランキングは16位だった。