[キエフ 7日 ロイター] - ドイツのベーアボック外相は7日、訪問先のキエフでウクライナのクレバ外相と会談し、ウクライナに対する揺るぎない支援を確約した。
ベーアボック氏はクレバ氏との共同記者会見で、ドイツとウクライナの関係は強固だと述べ、ドイツにはロシア抑止に向け高い代償を払う用意があると表明した。
ただウクライナ当局者はこれまでに、ドイツが防衛のための武器売却に消極的であることをなどを非難。ベーアボック氏の今回の訪問中のゼレンスキー大統領との会談を巡り、外交筋は中止されたとする中、大統領府はそもそも予定されていなかったと表明するなど、混乱が見られた。
ベーアボック氏のキエフ訪問は過去3週間で2回目。ドイツのショルツ首相はこの日にワシントンでバイデン米大統領と会談し、来週、ウクライナを訪問する。