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NATO、中欧・南東欧への新部隊派遣を検討 ロの軍備増強受け

発行済 2022-02-16 23:41
更新済 2022-02-17 03:20
© Reuters. 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は16日、ロシアがウクライナ近郊の大規模な軍備増強に向けさらに部隊を派遣していると非難した。ブリュッセルで撮影(20

[ブリュッセル 16日 ロイター] - 北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長は16日、ロシアによるウクライナ国境での軍備増強に対応するため、中欧および南東欧に新たに部隊を派遣する計画を策定するよう軍司令官に伝えたと発表した。

外交筋によると、新たな部隊はルーマニア、ブルガリア、ハンガリー、スロバキアに設置される可能性がある。

ストルテンベルグ事務総長は「NATOの抑止力と防衛力を一段と強化するため、中欧・東欧・南東欧への新たなNATO部隊の設置を含めた選択肢を策定する」ことがNATO国防相理事会で決定されたと述べた。

軍司令官は詳細を詰め、数週間以内に報告するという。

これに先立ち、ストルテンベルグ事務総長はロシアがウクライナ近郊の大規模な軍備増強に向けさらに部隊を派遣していると非難。国防相理事会の冒頭で「ロシア軍の撤退は確認されておらず、これは外交努力のメッセージと矛盾する」とし、「われわれが確認しているのは、ロシアが部隊を増やし、部隊がさらに向かっていることだ。現時点で緊張が緩和しているとは言えない」と述べた。

ロシア国防省は15日、ウクライナとの国境付近での軍事演習を終えた軍の一部部隊が基地に帰還しつつあると表明。16日には、戦車などの軍用車両が鉄道で輸送されている映像を公開し、軍事演習を終えてクリミア半島を離れるところだと説明した。一部の部隊も常駐する基地に戻るとしている。

一方、西側諸国の高官は匿名で、ロシアの軍事演習が月内に最も活発化するとの情報を得たと指摘。ロシアが演習の一環としてベラルーシから東方に弾道ミサイルを発射する可能性が高いとした。

「現時点では、何かしらの軍事的な縮小が実施されるという信頼できる兆候はない」とし、ロシアは今後、「基本的に警告することなく、あるいはほとんど警告を発することなく」ウクライナを攻撃する可能性があると警告した。

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