[28日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)のマーリンズは28日、最高経営責任者(CEO)を務めていたデレク・ジーター氏の退任を発表した。
マーリンズのブルース・シャーマン会長は声明で「マイアミ・マーリンズとデレク・ジーター氏が本日、双方との関係終了に合意したことを正式に発表する」と明かした。
ジーター氏は現役時代、ヤンキースで5回のワールドシリーズ優勝を達成。殿堂入りも果たした。2017年にグループの一員としてマーリンズを買収し、CEOに就任していた。
ジーター氏は声明で、球団の方向性に納得していないことが退任の理由だとし、「私が契約したときとは球団のビジョンが違う」と説明した。
マーリンズがジーター氏のCEO就任後、プレーオフに進出したのは1回(2020年)のみ。昨年はナ・リーグ東部地区で4位だった。