[1日 ロイター] - ロシアのジュネーブ国際機関代表部大使、ゲンナディー・ガティロフ氏は、ウクライナには、両国間の問題に合理的かつバランスの取れた解決策を探る姿勢が見受けられないとの認識を示した。1日にレバノンのテレビ局で放映されたインタビュー内容を、ロシア通信(RIA)が伝えた。
RIAによると、ガティロフ氏は「全ての国々の立場の尊重と平等性に基づく外交をロシアは支持しているが、現在はそのような外交が認められない」と述べた。
ロシアとウクライナは2月28日に、ロシアによる侵攻後初めて停戦交渉を行ったが、大きな進展はなく、再度交渉を開くことで合意するにとどまった。
ガティロフ氏はまた、西欧と東欧から核兵器を撤去する時が来たと主張した。
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