40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

中国との戦争、どちらが勝っても「悲惨な勝利」=台湾国防トップ

発行済 2022-03-10 12:10
更新済 2022-03-10 13:01
© Reuters. 台湾国防部(国防省)の邱国正・部長は10日、台湾と中国の間で戦争が起きた場合、どちらが勝利したとしても「悲惨な勝利」になるだろうと述べた。写真は2021年12月、台北で撮

[台北 10日 ロイター] - 台湾国防部(国防省)の邱国正・部長は10日、台湾と中国の間で戦争が起きた場合、どちらが勝利したとしても「悲惨な勝利」になるだろうと述べた。

同部長は、ウクライナ軍事侵攻の安全保障面の影響を審議する議会の前に記者団に、中国と台湾の間で紛争が起きた場合には双方が多大な代償を払うことになると語った。

「戦争になれば、勝者でさえ、誰もが惨めになるだろう」と述べ、「誰もが戦争を避けるべきだ」と強調した。

ウクライナでの戦争を受けて台湾は警戒態勢を強めているが、通常と異なる中国軍の活動は報告されていないと指摘。冷静に変化を監視し、状況に応じて対応する準備ができていると説明した。

台湾国防部は別の報告書で「ウクライナは敵の規模のほうが大きいという不利な条件で、事実上、ロシア軍の戦闘活動を遅らせている」とし、台湾軍は国土の戦闘を活用できているウクライナの事例を「参考」にしており、すでに「非対称戦力」を計画に組み入れていると述べた。

台湾の蔡英文総統は、車載ミサイルなどを利用して軍の機動性を高め、攻撃を受けにくくする「非対称戦力」の構想を提唱している。

同部長は、ウクライナ危機により、台湾は「多くの教訓」を得たとし、台湾がそれに応じて準備を進めていると述べた。

中国との戦争になれば海外に支援を求めるのかとの議員の質問には「わが国を防衛しなければならない」とし「私の目に台湾海峡が安全な場所と映ったことは一度もない」と述べた。

台湾の陳明通国家安全局長は、前職の大陸委員会トップ時代には自分のデスクに中国との「ホットライン」があったとし、「ケーブルはまだつながっている。切断されてはいない」と述べた。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます