[15日 ロイター] - スポーツ仲裁裁判所(CAS)は15日、欧州サッカー連盟(UEFA)による国際大会からのロシア・サッカー連合(RFU)の除外措置を支持した。
国際サッカー連盟(FIFA)とUEFAはロシア軍のウクライナ侵攻を受け、ロシアの代表チームとクラブチームが国際大会に出場することを禁止。RFUはこれを不服とし、CASの最終的な判決が出るまで措置を凍結するよう主張していた。
今回の決定により、スパルタク・モスクワはライプチヒ(ドイツ)と対戦する予定だった欧州リーグ(EL)の試合に出場できなくなった。ライプチヒは不戦勝で準々決勝に進む。
なお、この決定はUEFA主催大会にのみ適用され、FIFA主催大会についてはなお審議中。CASは声明で「今週末に決定を出す見込み」としている。
男子のロシア代表はワールドカップ(W杯)予選プレーオフを今月末に控えている。