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ウクライナ各地でロシア軍が攻撃、民間施設への砲撃で死傷者

発行済 2022-03-18 15:51
更新済 2022-03-18 19:28
© Reuters.  3月18日、ウクライナの首都キエフ北部で、爆発音が聞こえた。写真はウクライナ国旗。キエフで2月14日撮影(2022年 ロイター/Antonio Bronic)

[リビウ(ウクライナ) 18日 ロイター] - ロシア軍は18日、ウクライナの首都キエフや西部リビウなどで攻撃を実施、民間人に死傷者が出ている。

キエフ北部で18日朝、ロシア軍の砲撃があり、ミサイルが5階建ての集合住宅に着弾。当局によると1人が死亡し4人が負傷した。98人が建物から避難し、12人が救出されたという。

西部リビウの市長によると、空港周辺にミサイル攻撃があり、航空機整備工場が崩壊した。工場は操業しておらず、人的被害はなかったという。また空港は攻撃を受けなかった。

第2の都市ハリコフでも、民間のビルが砲撃を受け、1人が死亡、11人が負傷。1人ががれきの下に閉じ込められているもよう。

ベレシュチュク副首相は、18日に9ルートの人道回廊で、戦闘が激しい地域から住民を退避させたいとの考えを示した。

しかし、東部ルガンスクの首長は、ロシア軍が頻繁かつ広範囲に砲撃をしており、避難が阻まれていると述べた。

一方、ロシアの通信社によると、ロシア国防省は、ロシア軍の援護を受けたウクライナ東部の親ロ派勢力が、マリウポリの「包囲網を狭めている」と説明。マリウポリ中心部で戦闘が続いているとも指摘した。

またロシアが東部ドンバス地方に飛行禁止区域を設定したとの情報もある。

*システムの都合で再送します。

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