[トリノ(イタリア) 3日 ロイター] - サッカーのイタリア・セリエAは3日、各地で試合を行い、王者インテルは敵地でユベントスに1─0で競り勝った。
インテルは、ホームのユベントスが序盤からチャンスを生かせない中、前半アディショナルタイムにビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)検証を経てPKを獲得した。
キッカーのハカン・チャルハノールは一度セーブされたものの、ユベントスの選手がキック前にペナルティエリア内に侵入していたとして主審がやり直しの判定を下すと、チャルハノールが今度は決めてリードを奪った。
インテルは後半も劣勢を強いられ、シュート計5本に対してユベントスには23本ものシュートを打たれたものの逃げ切った。この結果、インテルは勝ち点を63に伸ばし、首位ACミランと3ポイント差の3位につけている。
試合後、ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督はDAZNで「これでユベントスはスクデットレース(優勝争い)から排除されたと言える。(欧州チャンピオンズリーグ出場圏内の)4位をキープするために可能な限り勝ち点を取っていかなければならない」と白旗を揚げた。
ナポリは敵地でアタランタと対戦し、ロレンツォ・インシーニェのPKなどで3─1で勝利。1試合消化は多いものの、ミランと勝ち点66で肩を並べた。
サンプドリアの吉田麻也はローマ戦で後半アディショナルタイムから途中出場。試合は0─1で敗れた。