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ロシア、外交官追放した西側諸国との関係維持望む=外務次官

発行済 2022-04-06 19:57
更新済 2022-04-06 20:01

[6日 ロイター] - ロシアのグルシコ外務次官は6日、インタファクス通信に対し、ウクライナ侵攻を受けて西側諸国がロシアの外交官に国外退去を命令しているものの、ロシアはこうした国との外交関係を維持することを望んでいると語った。

フランス、ベルギー、オランダ、イタリアなどの欧州諸国はここ数日で、多くのロシア外交官に国外退去を命じた。

グルシコ次官は、ロシアは欧州諸国の決定を精査中だとしつつも、外交ルートの維持に努める方針は変わらないと語った。

その上で、欧州諸国はロシアの外交官の仕事を中断させることで国益を損なっていると指摘した。

タス通信によると、グルシコ次官はバルト海に面し、ポーランドとリトアニアに挟まれたロシアの飛地領カリーニングラードについて、欧州側が行動に出ないようけん制した。

同次官はロシアは北大西洋条約機構(NATO)とは接触しておらず、NATOと話し合う事項はないと語った。

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