[6日 ロイター] - 係争地ナゴルノカラバフを巡り対立が続いているアルメニアとアゼルバイジャンの首脳は6日、欧州連合(EU)の仲介で会談し、和平交渉を行うことで合意した。アルメニア首相府が発表した。
アルメニアのパシニャン首相とアゼルバイジャンのアリエフ大統領が会談を開くのは、過去6カ月間で3回目。ナゴルノカラバフは長くアルメニアが実効支配していたが2020年の軍事衝突、その後の停戦合意でアゼルバイジャンが取り戻したが、その後も戦闘が起こっていた。
アルメニア首相府によると、両首脳は4月末までに2国間の委員会を設置することで合意。また、双方とも外相に和平交渉の準備に着手するよう指示した。
アゼルバイジャンからコメントは出ていない。