[クレメンチュク(ウクライナ) 28日 ロイター] - ロシアのミサイル攻撃を受けたウクライナ中部ポルタワ州クレメンチュクのショッピングセンターでは28日も消防士による生存者の捜索・救助活動が行われた。死者数は少なくとも18人に増え、当局によると36人が行方不明となっている。
前線から遠く離れたクレメンチュクでのミサイル攻撃は世界的な非難を浴び、フランスのマクロン大統領などが「戦争犯罪」と糾弾。ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが意図的に市民を標的にしているとし、「欧州史上最も挑発的なテロ攻撃の一つ」と非難した。
一方、ロシア国防省は「ロシア軍はクレメンチュクで、米国と欧州から受け取った兵器が保管されている武器庫を高精度の航空兵器で攻撃した」と表明。「保管されていた西側の兵器用の弾薬が爆発し、武器庫の隣にあった営業していないショッピングセンターに火災が発生した」とした。
ただ、ウクライナ側は同地域には軍事的な標的はないとしている。
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