[ベオグラード 11日 ロイター] - テニスの四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権の男子シングルスで4連覇を達成したノバク・ジョコビッチ(35、セルビア)は、来年の全豪オープン出場に期待を示した。
ジョコビッチは昨年、全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドンで優勝。しかし、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けなかったことで今年の全豪オープンには出場できなかった。
今年の全仏オープンでは、のちに優勝したラファエル・ナダル(スペイン)に準々決勝で敗退。今月10日に行われたウィンブルドン決勝で四大大会での通算21回目の優勝を果たしたが、新型コロナウイルスのワクチン未接種のためオーストラリアと米国には入国できない。
ジョコビッチはセルビア国営放送RTSに対し、「現時点で私はオーストラリアと米国には渡航できないが、朗報が届くことを願っている。全豪オープンに関しては状況が変わると信じている」と述べた。
また、「全米オープンまであまり時間がない」としながらも、「全米オープンと全豪オープンでプレーしたい。しかし、それができなくても世界が終わるわけではない」とも話した。