[11日 ロイター] - 女子テニスの元世界ランク1位、アシュリー・バーティ氏(オーストラリア)は3月に25歳の若さで引退したことを後悔しておらず、プロゴルフ選手に転向する予定もないと明かした。
バーティ氏は今年の全豪オープンで四大大会3回目の優勝を果たした2カ月後に引退を電撃発表。4月にゴルフのエキシビション大会に複数エントリーしたことを受け、プロゴルフ選手に転向するのではないかとの憶測が高まっていた。
バーティ氏は英紙ガーディアンのインタビューで「引退したことに後悔はない。私にとって正しいタイミングだと分かっていた。それが私のしたかったこと」と説明。現役引退後の生活について「最高。自分が望んでいた通りのことができている」と話した。
2019年の全仏オープン、21年のウィンブルドン選手権でも優勝。先週のウィンブルドン決勝は見なかったとし、「これまでの人生でテニスボールを十分打ってきた。他の選手がボールを打つ姿を見る必要はない」と述べた。また、ゴルフについては「趣味にすぎないし、それは今後も変わらない」とした。