[22日 ロイター] - サッカーのウクライナ代表オレクサンドル・ジンチェンコが、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティー(マンC)から同リーグのアーセナルへ移籍した。両クラブが22日に発表した。
マンCに支払われる移籍金の詳細は明らかにされていないが、英スカイスポーツによると3000万ポンド(約49億円)にボーナス最大200万ポンドが付くという。
25歳のジンチェンコは代表では主にMFを務めるが、マンCではジョゼップ・グアルディオラ監督により、左SBで起用されることもあった。ただ、同ポジションではジョアン・カンセロの存在もあってプレー機会が限られていた。
かつて、マンCでアシスタントコーチを務めていたアーセナルのミケル・アルテタ監督は「アレックス(ジンチェンコ)は私たちに選択肢と万能性をもたらしてくれる質の高い選手」と、攻守にわたる活躍を期待している。
子供のころからアーセナルの大ファンだったというジンチェンコは、「少年時代の夢がかなった」とコメント。「ティエリ・アンリや若き日のセスク・ファブレガスがここでプレーしていたときから、アーセナルの試合を楽しみに見ていた。この素晴らしいクラブでプレーするのが待ち遠しい」と続けた。