[ワシントン 28日 ロイター] - ベセラ米厚生長官は28日、世界的に感染が拡大しているサル痘について、米国内では週当たり6万─8万件の検査を実施することが可能という認識を示した。
感染が始まった当初の週6000件程度から拡大される見通し。
米疾病対策センター(CDC)は27日、米国内で3500件以上の感染例が報告されたとし、8月1日からサル痘を全国的な届出疾患に指定する方針を示した。
世界保健機関(WHO)によると、27日までに世界78カ国で1万8000人超のサル痘の感染者が確認され、大半は欧州で報告されているという。