[9日 ロイター] - 男子ゴルフの米PGAツアーが新ツアー「リブ・ゴルフ・インビテーショナル・シリーズ(LIV)」参加選手のPGAプレーオフ出場を禁止した問題で、米連邦地裁は9日、出場禁止の差し止めを求めた3選手の請求を棄却した。
差し止めを求めていたのはテーラー・グーチ、ハドソン・スワッフォード(ともに米国)、マット・ジョーンズ(オーストラリア)。
地裁は3選手がLIVツアーに参加することで起こり得る結果について理解していたと指摘。LIVから十分な補償を受けているとしたほか、原告が回復不能な損害を立証できなかったと判断した。
地裁の判断を受け、PGAは傘下選手への書簡で「ファンやパートナーは今後3週間、本当に大事なものに集中できる」と指摘。一方、LIVは「失望している」と表明した。