[20日 ロイター] - サッカーの2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で優勝した元イタリア代表主将のファビオ・カンナバロ氏(49)が、イタリア2部のベネベントの監督に就任すると、イタリアメディアが20日に報じた。
カンナバロ氏はベネベントと1年半の契約を結ぶ見込み。同クラブは20─21シーズンにセリエAから降格し、現在2部で13位となっている。
カンナバロ氏はDFだった現役時代、レアル・マドリード(スペイン)、ユベントス、インテル(ともにイタリア)と名門クラブでプレー。W杯で優勝した06年のバロンドール(専門誌フランス・フットボール選定のシーズン最優秀選手賞)を受賞した。
11年に現役引退し、その2年後にアルアハリ(アラブ首長国連邦)のアシスタントコーチから指導者キャリアをスタートさせ、広州(中国)とアルナスル(サウジアラビア)では監督を務めた。