[アンカラ 17日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は17日、今月イスラエル総選挙で勝利したネタニヤフ元首相と電話で会談し、相互の利益を尊重して関係を築くことが重要と伝えた。大統領府がこの日明らかにした。
エルドアン氏は、15日にヨルダン川西岸のイスラエル入植地近くでパレスチナ人が3人のイスラエル人を殺害した事件に悲しみを覚えると述べた。このパレスチナ人はイスラム教過激派に英雄と称賛された。
一方ネタニヤフ氏は、13日に発生したイスタンブール爆発による死者に弔意を述べたという。
ネタニヤフ氏率いる右派「リクード」は声明を発表し、「(ネタニヤフ氏とエルドアン氏は)トルコ・イスラエル関係で新時代を構築するため協力することで一致した」と説明。両首脳は経済・外交関係強化の方法について話し合ったと明らかにした。