[ルサイル(カタール) 2日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)カタール大会、1次リーグG組の最終戦で、ブラジルはカメルーンに0─1で敗戦。1位で決勝トーナメント進出は果たしたが、W杯で初めてアフリカ勢に黒星を喫した。
ブラジルにとって、2日のカメルーン戦は引き分け以上で首位が確定する状況での一戦。スイスに勝った第2戦の先発メンバーからビニシウス・ジュニオールら9人を変更して臨んだ。
しかし、それでも敗戦は想定外。主力に代わってスタメン出場した39歳のダニエウ・アウベスは「(この黒星は)警告だ」とコメント。「(W杯に)弱い相手はいない。これを教訓として、試合中はスイッチを入れたままにしておく必要がある。些細なことひとつで終わってしまう」と語った。
ブラジルはポゼッションで圧倒し、チャンスの数もカメルーンより多かったにもかかわらず、この試合唯一の得点はカメルーンが決めたもの。DFエデル・ミリトンは「自分たちが得点できるはずだったのに、注意散漫なワンプレーで失点してしまった」と悔しさをあらわにしていた。