[24日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)メッツが、12年総額3億1500万ドル(約418億円)での合意が報じられていたカルロス・コレア内野手の医療記録に対して懸念を示していることが分かった。MLB公式ウェブサイトが24日、明らかにした。
球団とコレアの代理人が協議しており、まだ解決に至っていないもよう。なおメッツはコレアとの契約をまだ正式に認めていない。
同選手はメッツと合意する前に、ジャイアンツと13年3億5000万ドルで合意したと報じられていたが、身体検査の結果にジャイアンツが懸念を示し一転破談に。その半日後にメッツと合意に至った経緯がある。
米メディア「ジ・アスレチック」によると、メッツ側の懸念は、コレアが過去に手術を受けた右下肢に関するものだという。同選手はマイナー時代の2014年に右脚の腓骨を骨折し、手術を受けたことがあるが、メジャー昇格後にその影響で負傷者リスト入りしたことはない。