[5日 ロイター] - サッカーのフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが5日、クラブに無断でサウジアラビアに渡航し活動停止処分となったことを受け、謝罪した。
メッシは先月30日にPSGが敗戦したリーグ戦後の練習に参加する予定だったが、無許可でサウジアラビアへ渡航。そのため、クラブは同選手に2週間の活動停止処分を下すとともに、3シーズン目の契約オプションの行使を断念したと仏紙レキップが2日に報じた。
メッシはインスタグラムに動画を投稿し、「これまでと同じように、試合後に1日休めると本当に思っていた。過去に一度キャンセルしていたため、この旅行をキャンセルすることができなかった」と釈明。「チームメートに謝罪したい。そして、クラブの決定を待っている」と述べた。
なお、メッシはサウジアラビアの観光大使を務めており、長年のライバルであるポルトガル代表FWクリスティアノ・ロナルドは現在サウジアラビア1部アルナスルに在籍。メッシの関係者はロイターに対し、同選手がサウジ1部アルヒラルから正式なオファーを受けたと明かしている。